2019年7月28日日曜日

手を上げろ!

今日(7/28)は、本河師範による師範稽古が開催されました。

今回は有段者以外はあまりやった事のない短刀や銃を相手にした想定での動きも稽古しました。

弐段の審査で短刀取りを行うので短刀の扱いを稽古した事はありましたが、何故そのように短刀を扱うのかは分かっていない人が大半でした。今回はその理由や欧州の人達の短刀(ダガー)の扱いの違いなど、とても興味深い話が聞けました。

銃を持つ相手への技は以前兵庫県の武道祭で柔道の演武で披露されて驚きましたが、合気道も同様の技があるのですね。
銃を持つ手での小手返し。銃や短刀を握った手をどのように小手返しをかけるかを稽古しましたが、今までの小手返しとは違うやり方も。体の特性を利用した技で、不思議なくらい投げられます。

ちなみに、映画などで時々言われてる銃に対する護身術はあまり使えません。
「銃はシリンダーを持てば撃てない!」←ダブルアクションのリボルバー銃だけ。
「スライドを引いてしまえば撃てない!」←スライドのバネはそんな咄嗟に引けるほど弱くないです。
「撃鉄の間に指を入れれば撃てない!」←そんな隙間に指を入れるのは、そう簡単では無い。

武器を相手にする稽古は合氣道の特徴でもありますので、各道場での稽古の時にいろいろ試したいですね。

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