2019年7月31日水曜日

あたまから

毎回稽古している体の転換。
体の転換は最初に少年部12級の審査で行う基本の動きですが、基本であるからこそ大事。
稽古はどんどん高度になっています。

今回は早く転換を行う稽古。師範の指示するペースでは全然転換が追い付かない状況でした。
それは今までの転換の稽古が、体の形だけの稽古だったからと思われます。
それが本河師範の指導で、みんな早く転換できるようになりました。

基本は前回までの稽古「あれは何?」「今何時?」「100円、100円」と基本は同じように思えます。
体の動きだけではなく、意識を向けての動き。
バイクで曲がる時、前方を見るのではなくコーナー出口を見ながら曲がると、見てる方へきれいに曲がれるのと同じようなものかもしれません。

上級者だと「気の流れの方向が・・・」と言う話になるのでしょうが、子供達も居る道場では良く分からない話になりがち。
今回の師範稽古でも意識を向けるやり方と、その効果を簡単に教えて貰えました。

師範の指導で、自分の動きの何が変わったのか?
それは他の技の動きも同じように効果があるんじゃないのか?

そんな事を考えながら稽古して、合気道の不思議を深めたいですね。

2019年7月28日日曜日

手を上げろ!

今日(7/28)は、本河師範による師範稽古が開催されました。

今回は有段者以外はあまりやった事のない短刀や銃を相手にした想定での動きも稽古しました。

弐段の審査で短刀取りを行うので短刀の扱いを稽古した事はありましたが、何故そのように短刀を扱うのかは分かっていない人が大半でした。今回はその理由や欧州の人達の短刀(ダガー)の扱いの違いなど、とても興味深い話が聞けました。

銃を持つ相手への技は以前兵庫県の武道祭で柔道の演武で披露されて驚きましたが、合気道も同様の技があるのですね。
銃を持つ手での小手返し。銃や短刀を握った手をどのように小手返しをかけるかを稽古しましたが、今までの小手返しとは違うやり方も。体の特性を利用した技で、不思議なくらい投げられます。

ちなみに、映画などで時々言われてる銃に対する護身術はあまり使えません。
「銃はシリンダーを持てば撃てない!」←ダブルアクションのリボルバー銃だけ。
「スライドを引いてしまえば撃てない!」←スライドのバネはそんな咄嗟に引けるほど弱くないです。
「撃鉄の間に指を入れれば撃てない!」←そんな隙間に指を入れるのは、そう簡単では無い。

武器を相手にする稽古は合氣道の特徴でもありますので、各道場での稽古の時にいろいろ試したいですね。

2019年7月24日水曜日

お休み情報(7/27)

7/27(土)の向和福崎道場は、合気道稽古はお休みです。
稽古は行われませんので、ご注意願います。

なお、向和夢前道場(18:00~20:00)の稽古は通常通り行われます。

2019年7月15日月曜日

金剛力士

7/15(日)の師範稽古も大勢の人が参加されていました。

人の体の反射や意識を考慮した技を実際に実演して貰え、合気道の不思議さ、面白さがが益々増して稽古にやる気が出てきます。
TVや動画で観た不思議な技を目の前で実演されると、憧れと目標になりますね。



稽古中、東大寺の南大門に設置されている金剛力士像の話が出ました。

すると子供達から「仁王さん!」と言う声が。
姫路や神崎郡の小学6年生は修学旅行で京都・奈良へ行きます。ちゃんと仁王さんを覚えているのは、なかなかです。

「道場」では、師範や先輩等との話から合気道の技だけでなく、授業では習わないいろんな事を学ぶ良い機会でもあります。

師範から技の説明に出た東大寺、南大門、金剛力士と言う日本を代表する文化遺産もこの機会に勉強してみてはどうでしょうか。
写真では踏んでる邪鬼は写っていませんが、邪鬼はどんなのか実際に観に行って確かめてみましょう!

PS.
東大寺の大仏は、姫路市や神崎郡の関係する日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」の明延鉱山の銅が使われています。
私(山野)がボランティア運転士やってる養父市の「一円電車」はこの明延鉱山のトロッコ電車。ちょっと宣伝しときますので、兵庫の歴史として覚えておいてください。(^_-)




2019年7月10日水曜日

7/14(日)は師範稽古です

今週末は三連休の方も多いと思いますが、
7/14(日)は、向和香寺道場は師範稽古が行われます。

いつも姫路市香寺総合公園スポーツセンターの武道場で行われていますが、武道場が手狭に感じるほど各道場から大勢の参加者が集まって稽古を行っています。

7月の師範稽古は2回を予定していますので、各道場の方々は是非参加してください。

7/14(日) 13:00~15:00 指導:本河師範
7/28(日) 13:00~15:00 指導:本河師範


2019年7月3日水曜日

合気道の見学・体験は随時受付中

昨年までは、福崎町合氣道協会では7・8月は夏の合気道体験の教室を行っていましたが、向和道場となってからは体験教室ではなく、随時稽古の見学・体験を受け付けるように変わりました。

いつでも普段の稽古を見て、体験して貰えます。
(事前にメールやページの「問合せ」で見学の予定の連絡を入れて貰えると助かります。)
連絡先:kowa.aikido@gmail.com



体験の場合は、道場で有段者(袴を履いた人)に「体験したい」と申し出てください。
先ずは稽古を行うための礼法と安全のための受け身の練習からはじめ、合気道の稽古に参加できます。

合気道は、師範の見せてくれた動きを稽古する見取り稽古です。
「なんで?」
「どうやってやるの?」
ただ動きをやるだけではなく、一緒に考えながら稽古してみてください。

親子で一緒に稽古できますので、家で子供と一緒に稽古の成果を話すのも良いものですよ。

なお、体験には以下の注意事項があります。
1.体験では運動のできる服装で来てください。
  畳で転がりますので、暑いですが長袖が望ましいです。
2.水分補給できるよう飲み物を用意してください。(熱中症対策)
3.火曜日の広嶺道場は、18:45までは学校の敷地へ入らないでください。
4.体験用のスポーツ保険は加入していませんので、体験中に自分で怪我をして
  しまった場合には治療は個人の負担となります。
5.髪の毛が長い方は、ゴム等で束めるようお願いします。
  転がった時に髪を踏んでしまったり、神で滑る事があるそうです。
  (飾りが付いている髪留め等は、転がった時に危険です)
  ちなみにモデルになってくれたSちゃんは、髪を寄付しています。

2019年7月1日月曜日

草書を目指して


前回の本河師範の師範稽古で、技について「楷書」「行書」「草書」と言う表現を使っていました。
小さな子には楷書の意味が分からなかったかもしれませんが、具体的に大きく動く技から、だんだん小さな動作で技となるのを見せて貰えて、イメージは掴めたのではないでしょうか。

「草書でカッコ良く書きたい!」
そう思う方も多いでしょうが、基本があっても応用です。
まずは楷書を丁寧に稽古して、それから行書を覚え。
そして技の理を理解してから、草書を目指したいものです。

もちろん習字の話ではなく、合気道の技の話ですよ。